アヒルのたまご

30代専業主婦の気ままな子育て生活~

日本文学に挑戦してみました

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

本を読むのは好きなんです
 
が、
 
自宅の本棚に並んでるのは“今流行りの〇〇”とか“人生を〇〇にする方法”とか
流行りの本だったり自己啓発系だったり…
 
小説は専ら推理小説
本当は自分の身になる本を読みたいと思ってるんですが(推理小説も立派な本ですよ‼︎)ついつい楽しさ&面白さに惹かれちゃうんですよね〜。

そんな私が先日
日本文学を読んでみたい!!!!
と思い立ちました。

せっかく家にいる時間が多いんだから読書の一つくらい趣味にしたい。

と言うのと、

子供がもう少し大きくなったときに本棚に読んでほしい本を並べておきたい。

って思ったのがきっかけでした。

とは言っても何を読んだらいいか分からない状態で購入するのもな〜と主婦の性で図書館に出向いて探すことにしました。
 
 
ネットでポチポチ読みやすそうな本をチェックしていざ!
ずらーーーーっと並んでる超有名な作者達の本は文集になってる分厚いものばかり!
そっか。図書館に置いてあるのはまとめてあるものばかりなのかも…

フロアーを変えて再度検索。
単行本コーナーに1冊ずつ置いてあり一安心。
 
読みやすいって口コミがあった谷崎潤一郎さんを発見。
 
が、
 
・・・・・・。
 
あまりの薄さに驚いてしまいました。

えっっこんなに薄い本なんだ!?

こんなに有名でこんなに息の長い本なのにこんなに薄いんだ…どんな内容が書かれているんだろう?
とても興味が湧きました。

借りたのは
谷崎潤一郎さんの
春琴抄 〜しゅんきんしょう〜
 
お琴を教えるお師匠さんが使用人のような立場の男性と心惹かれ合う物語。このお師匠さんは盲目なんです。とてもとても気位が高く気難しい。いつも近くでお手伝いしてくれる男性を好きだって事を絶対に認めない。男性はそんな師匠を好き。と言うか崇めてる。
 
あぁ。こんな ど初心者があらすじとか勝手に語ってしまい本当にすみません
(−_−;)
初心者ながらの目線で失礼します。。
 
女性としての繊細な気持ちをピシャリと言い表してたり、恋愛と呼ぶには“深い”
。それに文章がとても綺麗でした。

1行でこんなに伝わるんだ。
絶妙な言い回しだな。
あぁ綺麗な文章って読んでて気持ちがいいなぁ。
物語以外にもこういった感想が出てきました。
 
長く愛されるには理由がある。
そんな思いを体験出来てとても幸せでした。
 
日本文学難しそう
 
何から手をつけたらいいか分からない
 
そんなあなた
 
ぜひ
 
春琴抄を手に取ってみてください♪